この仕事をしていると、その人の生い立ちや価値観、苦労や苦悩をお聞かせいただくことが多いです。
それらを聞いていると、「私がこの人でもおかしくなかった」と思うことばかりで、とても複雑な気持ちになります。

このコラムで紹介するのは、“特別な誰か”ではなく、
あなたや私が、ほんの少し違う条件で生きていたら――
同じ場所に立っていたかもしれない人たちのお話です。

「もし自分がその立場だったら?」と想像してみる。
“無知のヴェール”を少しだけかぶって、目の前の人の現実を覗いてみる。
それが、社会を変える最初の一歩かもしれません。

そして、一方で。
どんなにシリアスな現実にも、ユーモアはちゃんと息づいている。
人は、笑いながら考えることができる生き物です。

――私たちの世界は、良い世界でしょうか。
それとも、まだ“もう少しマシになれる”世界でしょうか。

しらんけど。

編集担当
中塚祐起

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